私の妻は中途失聴した難聴者です。
仕事を3つかけ持ちしています。
「パチンコ屋の朝そうじ」
「新聞の集金」
「ガスの検針」
どれも正社員ではなく
パートタイムの仕事です。
なぜ定職につかずにパートタイムを複数かけ持ちしているかというとやはり難聴という障害をもっていることがその理由になります。
3つの仕事には共通点があります。
それは・・・・
- 会話が少ないとうい共通点です。
もともと妻は
おしゃべりで明るい性格です。
家族や友人とは聞こえなくても
良く笑い、良くおしゃべりをします。
でもそれは難聴者であることを相手が知っていて理解されているので安心して会話ができるからなのです。
ただし仕事となると別です。
妻は障害者としては認定を受けて
いない難聴者ですから職場では
難聴だということを隠しています。
長時間の会話や不特定多数の人との会話をすると障害があるとバレてしまい仕事を継続することが難しくなるのであえて会話の少ない仕事を選んで職探しをしています。
「パチンコ屋の朝そうじ」の仕事は
正味2時間~3時間の仕事で時給は1,000円です。毎朝7:30~10名ほどのおばちゃん達が集まり、今週はホール担当→来週はトイレ掃除などという形で交代制で開店前の掃除をしています。妻の場合は週5日間、この仕事していますので月収は3万円~4万円です。朝のあいさつは交わしても仕事は掃除ですから基本的に会話は少ないです。
「新聞の集金」の仕事は
この仕事は月末~月初にしています。自宅から直行直帰の勤務時間も自由で時給ではなく出来高制の仕事になります。妻の話しですと月に200件ほどの集金業務をするそうですが、納金日が決まっていて期日までに納める割合が決まっています。台風などの悪天候で集金業務ができない場合は自腹で先に納金することもあるとか?集金はマイカーを使いますが1日中あちこち走り回っています。不在宅には何度も訪問しなくてはいけないことが面倒臭いそうです。また集金が終わっても自宅で集金額のチェックや翌日に訪問する領収書の準備などを深夜おそくまでやっています。訪問宅での会話がありますが長話しはしない仕事なので難聴でも問題はないようです。こちらの月収は約4万円です。
「ガスの検針」の仕事は
この仕事はほとんど会話を必要としません。会話をするのは訪問宅での「こんにちは」の挨拶と事務所に検針用のハンディ機器を借りに行くときと返却するときの報告だけになります。おもに新聞の集金が終わった月の半ばから行っています。マイカーを使い割り当てられた住宅地のガスの使用量の検針をします。ときにはビラをポスティングすることもあり深夜までチラシの折り込み作業をしていることもあります。またガスの検針は期日がいつからいつまでと決められているため、台風でも大雪でも検針に行かなくてはいけません。4日間の仕事で月収は3万円です。
私が感じるには確かに
会話の少ない仕事だと思います。
ただ労働条件はあまり良くありません。
ノルマがあったり時間に追われたり、深夜の雑用仕事があったりと家事をしながらの主婦には過酷な仕事だと思います。
でも難聴という障害があることで
定職にはつけず、多少の無理は承知で
妻は頑張っています。
私は40代後半のサラリーマンです。
定年まではまだ10年以上ありますが、
サラリーマンは定年が近づくと共に
給料は目減りしていきます。
重要なポストは若い社員に代替わり
していくからゆくゆくは
窓際族と化していく運命です。
目減りしていく給料をなんとかしなくてはという考えで副業をしています。幸いにも今の職場には副業禁止の規定がありませんから、いろいろ行動できる今からと思いウェブビジネスをしています。パソコン相手の事務系の仕事ですが、本業を終えてからの副業なので決して楽ではありません。でもサラリーマンとして我が家を支え、子供たちが独立するまではと思い2足のわらじを履いています。
妻のかけ持ちパートの収入は本当に
家計を支えてくれています。
でも彼女も40代後半です。
さすがに60歳までは今のペースで
仕事はできないと思います。
「体力が衰えてもできる仕事」そして「難聴者でもできる仕事」この条件がそろった仕事は何かを考えたうえで妻にウェブビジネスのアフィリエイトを教えています。
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どのような仕事なのか?
何故、難聴者でもできるのか?という
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カテゴリ:難聴者の仕事と資格