さて今回は難聴者の仕事という
カテゴリから少し外れた話をしよう。
とはいえ、
まったく無関係な話しではありません。
ママへ、
以前から定期的に聞こえの検査に
行っていますが、
難聴は治りそうですか?
もし病院に通っても
改善する見通しがないようなら
読んでください。
難聴改善プログラム「難聴を自宅で簡単に改善するプログラム」南輪明希
このプログラムは、
自らが重度の難聴者だった南輪さんが、
難聴を克服した実体験をもとに作られた
難聴改善法です。
もし、このまま難聴が改善されなくて
仕事や生活に支障があるのならと
探してみたのです。
ママの難聴が治る可能性があればと
思い読んでみました。

実際のDL画像
正直なところの感想をいうと、
これを読めば100%難聴が改善できる
という保証はありません。
でも、
通院しても毎回、検査だけで
変化がなく改善策も見当たらない。
それなら視点を変えてみることも
難聴を克服するための
選択肢のひとつだと思うのです。
難聴の治療法は
ひとつではないと思います。
結果というのは試した人にしか
わからないものです。
もし、難聴が克服できたら・・・
仕事は?
生活は?
どうなりますか?
前向きに考えてみて!
試す価値がありそうなら
パソコンのデスクトップにDLして
ありますから読んでみてください。

私は健聴者ですが妻は中途失聴した難聴者です。
23年間、一緒にいて難聴者やろう者の
ことがよくわかるようになりました。
そのなかで難聴は遺伝も関係することが
わかったのです。
私の妻を例に少し
お話しさせていただきます。
妻の家計は両親がろう者です。
2級の障害者になります。
言葉は発しますが
自分の声も聞こえていないので
発音がおかしく理解できないことも
よくあります。
2人とも幼少期から耳が聞こえないため
ろう学校に通い、ろう者として社会で
生活するために勉強をしました。
会話はおもに手話を使いますが
私は手話ができませんので
大事なことは筆談でコミュニケーション
をしています。
またろう者の義母は相手の口の動きで言葉を読みとる口話が少しできます。大きな口パクでゆっくり話すと簡単な会話ができることがあります。
このような耳の不自由な家族と一緒に暮らすようになって私にも知らなかった世界が少し見えてくるようになりました。
義母はろう者なので
ろう者の友人が遊びに来ます。
ここで気付いたことがあります。
ほとんどのろう者が夫婦とも聞こえません。
でもその子供たちは健聴者が多いのです。
妻の2つ年下の弟も健聴者です。
両親がろう者であっても生まれてくる
子供がはじめから耳に障害が
あるとは限らないのです。
はじめからは遺伝しないことが
多いのだと思います。
妻は完全に失聴はしていませんが徐々に
聞こえが悪くなっていき30代後半で
完全な難聴者になってしまいました。
中途失聴という形です。
私が考えるには100%とは言えずとも
妻の耳には障害をつくる親の遺伝子が
あるのだと思います。
突然変異ではないと思うのです。
遺伝性難聴といいます。
そして娘も耳が弱く水がたまり聞こえが悪くなることから高校生まで、かかりつけ医へ定期健診に行っていました。妻も耳の障害が娘に遺伝するのではと不安を感じていたのでしょう。しかし現在、娘は成長しても症状が悪くなることはなく楽しそうに大学生活を送っています。(今のところは)
個人的な見解では難聴は
遺伝することもあり得ると思うのです。
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私の妻は難聴者で補聴器を常時装着しています。
しかし妻は感音性難聴なので補聴器をしていても聞こえる周波数と聞こえない周波数があります。

妻の場合で例えると声変りした男性の
低音の声は補聴器をとおしても
なかなか聞こえません。
妻を振り向かせるためには
ママ~、ママ~、ママ~と
大きな声で最低3回は呼び続けないと
振り向いてくれないのです。

また日常会話も質問に対してちんぷんかんな返答をするので、こちらの質問が伝わらないとつい私もイライラしてしまいます。
(私)聞いてる?
(妻)聞いてるよ!
(私)だって聞こえてないじゃん!
(妻)聞こえてるでしょうよ!
(私)もういいよ!
こんな感じでイライラを爆発させてしまうこともたびたびあります。
私と同様に息子もおなじです。
強気な妻もギャク切れしますけど!
家族とはいえ雰囲気は悪くなります。
難聴だから聞こえにくいとわかっているのですが、何度言ってもわかってもらえず会話や質問が伝わらないのにはイライラしてしまうのです。
でも妻も好きで難聴になったわけではありませんから、ぐぅっとこらえて会話を終わりにすることも必要です。
家族ですから理解は必要です。
では職場ではどうでしょうか?
正直なところ難聴者だとわかっていても仕事での聞きちがいによるミスは会社にとって大きな損失になることも十分にあり得ます。
私はサラリー管理職をしていますが、
もし難聴の障害のある社員が入社して
きたとするならばおそらく・・・・
難聴者ということを理解したうえで
仕事を教えます。
もちろん差別はしません!
私の妻も障害をもっていますから!
ただ仕事はミスをしない範囲で
できる仕事をお願いすると思います。
あとは周りの社員がどれだけ理解して
くれるかで環境は変わります。
「あの人だけ楽な仕事ばかり」
「なんで給料が同じなの?」
「ミスをしても許される」
他の社員のなかにこのような
不平や不満が出てきてしまうと
働き辛くなることが予測できます。
おおよそ「いじめ」や「ねたみ」
「愚痴」に発展するのです。

故意で聞いてないことは
わかっています。
しかし、これが現状であって
難聴者が働きにくい実態です。
難聴という障害を持っている妻が
定職につかない理由です。
会社に迷惑を掛けられない!
人間関係を悪くしたくない!
難聴者の妻にだって
わかっているんですよ!
だから私は難聴のハンデキャップを
必要としない仕事を妻に薦めています。
会話を必要としないけれど相手とのコミュニケーションがとれる仕事、こういう職種はウェブビジネスなら実現できると思うのです。

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